ひざの痛み
ひざの痛みで悩んでいる人の多くが高齢者で、そのうち女性に特に多く見られる症状です。ひざの痛みは変形性ひざ関節症という軟骨が削れてしまう病気が高齢者しかも女性に多く発症する為に女性に多い結果となっています。
変形性ひざ関節症は女性が男性よりも4倍発症するらしいです。ひざの痛みの大半を占める病気ですから原因がきになります。女性の姿勢や生活スタイルに起因していると思われますね。ひざの痛みは猫背で、O脚、そして足首が内反していることが原因となって起こると言われています。ひざ痛の危険因子にO脚や足首の内反があるならば、男性には多くはありません。
ひざの痛みが女性に多いのは猫背で、O脚、内股という姿勢が女性に多いのが一番の原因だと思います。ひざ痛の原因である変形性ひざ関節症は軟骨が削れて骨が歪むのが特徴ですが、軟骨を削るなんらかの要素があるのでしょう。ひざの痛みを抱える女性の方がいたら、姿勢の改善をアドバイスする事が第一歩です。
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ひざの痛みと姿勢
ひざの痛みの原因は姿勢に起因しているようです。ひざの痛みに影響を与える姿勢とひざの痛みの関係を検証してみましょう。ひざ痛と猫背の関係ですが、猫背になるとひざはつねに曲がった状態になりますね。ひざが曲がった状態で歩いていると、ももの裏にある筋肉のハムストリングスが機能しなくなります。ハムストリングスが機能しない状態は、それだけで正常な状態ではありません。
ひざを曲げた状態で歩いてみると判りますが、結構ひざに負担がかかりますね。当然ひざの痛みに影響を及ぼします。ひざ間接の磨耗が軟骨の磨耗となりひざの痛みとなるのです。ひざの痛みとO脚の関係に関しても、女性は男性に比べて骨盤が柔軟に出来ている関係でO脚になりやすいと言われています。このO脚も正常なひざの動きに影響を及ぼします。
一度や二度ではなく、微妙にずれたひざ間接の動きを10年、20年と続けるのでひざ軟骨に良い影響はなく、ひざに負担が蓄積して、ひざの痛みとなって現れるようになります。
ひざの痛みと歩き方
ひざの痛みには足首の内反も関係します。一言で内股はひざ間接痛の原因の一つです。そしてひざ通に影響するのが歩き方なんです。多くの女性がヒールの高い靴を履きます。普通と言えば普通ですが、男性はしません。
内股でハイヒールで歩くと、正しい姿勢で歩くのが至難です。ひざ間接の痛みに影響するのは当然です。正しい歩き方とは、親指で地面を蹴り、かかとから着地する歩き方のことをいいますが、このような正しい歩き方が出来ていますか?
ひざ関節は、関節の中でも大きな荷重を受ける部位です。例えば階段を昇る、降りるという行為は体重の7倍にも達する重さです。ひざに負担が掛からないはずがありません。勿論関節軟骨のもつ弾力性とともに半月板が機能して負担を吸収するのですが、姿勢が悪いと吸収できません。ひざの痛みに姿勢が重要要因となる訳ですね。
井上俊彦